代々木公園至近の閑静な環境で、整体カイロ・鍼灸院を営んでいる、田河大史(たがわひろし)と申します。
タイトルの腰痛だけでなく、色々な痛み、病気を退散させ、皆さんが元気に暮らすための有益な情報をどんどん発信していきます!
ご意見、ご感想をお寄せいただければとても嬉しいです♪
2012年12月30日
お正月の肩凝り、腰痛
代々木公園の鍼灸師、田河です。
当院は今日まで営業していました。
昨日いらした患者さんは、温泉から帰ってきたばかりのAさん。
せっかくリラックスしに行ったのに、かえって腰痛になってしまいました。
なんで温泉に行って???
正直私も不思議でした。
お話を伺うと謎が解けました。
Aさんは、出先の宿でソファーに寝転んで、テレビやiPadに興じていたのです。
首、肩こりの人は寝ながらのテレビ、読書は厳禁です。
これらはすごく首を疲れさせます。
(携帯、ゲームも一緒ですよ)
そしてソファーに長時間寝転ぶ。
これは一見楽なようで腰に負担がかかっています。
寝てなくても、軟らかいソファーに体を沈めているのもやはりNGです。
元気な時、体調がいい時にやるならまだ良いのですが。
肩コリが気になる人、腰痛の不安がある人は上記のこと、絶対やらないで下さい。
もうお正月休み。
何日もそうして過ごすと、休み明けの体調が…なんてことにもなりかねません。
きちんと座ってお過ごし下さい。
来年も元気で楽しい一年になりますように。
年明けは4日から営業開始。まだ若干空きがあります。
2012年06月02日
妊婦さんの腰痛について

2012年04月30日
お酒を飲まないのに肝臓の数値が悪い時は…
こんばんは、代々木公園のカイロプラクター、田河です。 さて、ずいぶんと間が空いてしまいました。 GWは皆さんいかがお過ごしですか?
お休みはついついお酒が過ぎて、肝臓がダメージを受けているかも知れませんね。 前回(ずいぶん昔ですが・・・)、アルコールの分解には肝臓が働く。その時、肝臓の細胞が壊れるので血液検査に引っかかる。という話をしました。 今回は、お酒を飲まないのに、血液検査の数値が高いのはどうしてか?について。 実は、肝臓はアルコールを分解する時だけ働くのではありません。口から入れたものは、必ず肝臓を通ります。肝臓の大きな仕事は解毒なので、分解に手間がかかるものは何でも肝臓を疲れさせます。 サプリメントで特定の栄養を多く採ったり、純度の高いプロテインを沢山飲んだり、お薬を沢山飲んだり。 どれも、肝臓に負担がかかるのは同じなんです。(だから病院では常用薬があると、定期的に血液検査をしますよね)
ただ、そうしたことを一切しなくても、検査値が悪くなることがあります。 医師の石原結實(いしはらゆうみ)氏によると、水分を多く採るとかえって胆汁を詰まらせ、その結果、肝臓の数値が悪化することもあるそうです。今後、血液検査の時には、そうしたことを頭の片隅に置いて数値を見てみて下さい。 表面的な数字に一喜一憂するばかりでなく、生活の改善に役立てて下さいね。
2011年12月31日
なぜ肝臓が検査でひっかかるのか?
おはようございます!
代々木公園の整体師、田河です。
あわただしい年の暮れ、皆さんはいかがお過ごしですか?
すっかりご無沙汰している、今年最後の話題は、飲みすぎが気になる年末年始にタイムリーな肝臓について。
時々、健康診断で肝臓の数値が悪いと言われた、という話を聞きます。
そもそも、なんでお酒が肝臓に悪いのか?というお話から。
大掃除でも、そのままぽいっと捨てられるカンと、キャップを外し、ラベルを剥がし、中を洗ってから捨てるビンでは手間が違いますよね?(うちの地域はビンをこうして捨てます)
我が家では、これは私の仕事なので、ビンが沢山あるとげんなりします。
お酒を飲んだときの肝臓でもこれと似たことが起きています。
肝臓の大きな働きは分解ですが、お水と比べてお酒は各段に分解するための作業が複雑なのです。
つまり、肝臓が疲れることになります。
肝臓が沢山働いたとき、細胞の一部が壊れて血液中に入ります。
血液検査でみているのは、その壊れた細胞がどれだけあるかなんです。
肝臓の細胞がより壊れていると、GOTとかGTPとかいった数字が高めに出るんですね。
さて、年をまたいで来年は、みなさんの記憶が薄れないうちに、酒を飲まない人が肝臓の数値で引っかかるのはなぜか?についてお話しますね。
今年は「激動の」といっても良いぐらい色々あった年でしたね。
ユニバーサルセンターも本当に色々あった一年でした。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
明日からの新しい一年も、皆さんが健康で楽しい毎日が送れるよう、何か役に立てる情報を発信していきたいと思います。
ちなみに、本日12/31から1/3まではお休みさせていただきます。
一年間ありがとうございました。
では、よいお年をお迎えください!
2011年11月27日
胃痛と肩凝り
こんばんは、代々木公園のカイロプラクター、田河です。
ご無沙汰しております。
さて、昨日の朝、通勤中にすご〜く胃が痛くなりました。
しばらくして治まったのですが。
原因は多分、リンゴです。
私は毎朝リンゴとニンジンを搾ったジュースを飲んでいます。
そのリンゴの洗い方が悪く、表面に農薬が着いたままだったせいでは?とにらんでいます。
以前、同様に胃が痛くなったとき、お湯を飲むと軽快しました。
これは胃が温まったせいと毒性が薄まるせい。可能性は両方ありそうですよね。
ともあれ、胃痛が無事治まった後、少し肩が凝りました。
なるほどの結果でした。
なぜ私は急に肩が凝ったのでしょう?
胃が痛いと、お腹をひっこめ、背中を丸め、無意識に胃をかばう姿勢になります。
この時、顎を突き出すように頭を下げていました。
こうした姿勢はすごく肩が凝るのです。
ですから、ストレスなどで胃の調子が悪い人。もしくは自覚はないけど胃の負担が多く、お腹が硬い人。
そんな人たちは、なんとなくお腹をかばうように丸めてしまっていることが多く、昨日の私と同じ姿勢になっていたりします。
そして肩凝りに悩まされている人も少なくありません。
肩凝りのある人、ちょっと胃に問題があるかも?と自覚のある人は、よく噛んだり、暖かいものを食べたり、と胃を労わってみてください。
意外や肩凝りの改善に効果があるかもしれませんよ。
もちろん、首を伸ばすことも忘れないとなお良いです。
2011年10月24日
背骨は踏んでもいいものか?
本日は、メールであった質問にお答えしたいと思います。
この方は30代後半の女性で、旦那さんが腰がダルいというので踏んであげているそうです。
それで、あまり頻繁に踏むと体に良くないのでは?と心配されてご質問下さったのですが。
これは、
1.どれくらいの力で踏んでいるのか
2.踏んでもらう方の年齢がいくつなのか
が結構関係してきます。
簡単にいえば、少々踏んでも大丈夫は大丈夫なのです。
ただ、50kg以上の体重の方が全体重をかけて踏んだりすると、場合によっては骨や筋肉を痛める結果も考えられます。
年齢がいって、骨があまりしっかりしてない方、はっきりした変形が起きているような方は踏むべきではありません。
上記以外の方なら、あまり勢いをつけず、片足でとか手で何かにつかまりながら、とかであれば安全に踏めると思います。
これが毎日だとしても、害になることはあまりないでしょう。
通常、踏んでもらう人はうつ伏せになっています。
これを踏む、ということは背骨をそらすような力を掛ける、ということです。
なので、上向きで寝るときに、腰の下に高さのある枕のようなものを入れて、左右にごろごろ体をよじるのでも似たような効果が期待できます。
どちらかといえば、この方が危険も少なく、自分で出来るのでよりオススメです。
ちなみに、ダルい程度で自覚症状がなくても、意外に体はバランスを崩していたりします。
予防の意味も込めて、元気なうちに体のチェックをしておくのもいいですよ。
もちろん、当院もそういったご相談はいつでも歓迎しています!
2011年10月10日
医療と医学
東京近郊は過ごしやすい良い天気の連休でしたね!
最近、更新を少々怠りがちの代々木公園の整体師、田河です。
さて、少し前の話になりますが、先月半ば、毎年恒例のカイロプラクティックの勉強会に行ってきました。
今年の講師の一人は帯津良一先生。
自然治癒力に関するお話をしてくれたのですが、中でも「医療と医学」の話が印象深かったです。
医療と医学って混同されがちですが、実は結構違います。
医学とは学問、サイエンスです。科学的根拠やデータが大切な世界です。
もちろん、これはこれでしっかりしていてくれないと困るのですが。
医療は科学やサイエンスだけではないんですね。
癒やしや心の問題も含まれてきます。医学を含んだ大きな枠組みです。
皆さんは病院などに行くとき、医療を求めているのに、医師が医学のみで対応すると、ミスマッチが生じて悲しい思いをする訳です。
医学的にはそういう確率が高いとしても、「もう年だからね」とか「これはもう治らないね」と平均をとった物言いをされてしまうと、治るものも治らないかもしれません。
心身両側から多くの面で体が治る力の後押しをするのが医療だなぁ、と再認識する良い機会となりました。
2011年09月20日
かき氷と頭痛
こんにちは、代々木公園のカイロプラクター、田河です。
東京は暑さも一気に和らぎ、急に涼しくなりましたね。
かき氷やアイスクリームなど、冷たいものを食べた時に一時的に起こる頭痛。
これは、医学的にはアイスクリーム頭痛と言われています。
この頭痛は、いわば神経の勘違いで起こります。手足でもドライアイスなど極端に冷たいものを触ると、「痛い」と感じることがあります。
それと同じように、急に冷たいものが体に入った時、
冷たい→痛い
と感じるのです。
この場合、のどでの冷たさをこめかみや耳当たりの冷たさ(痛み)と勘違いしてしまうんです。
それは、三叉神経という耳の裏をからこめかみや顎まで繋がってる神経の混乱のせいです。
これは特に外気との温度差が大きいと起こり易いようです。
つまり、冷房の効いた涼しい場所で食べるより、日差しが痛いくらいの太陽の下で食べる方が、アイスクリーム頭痛は起こり易いということです。
個人的には、かき氷は頭痛がしても暑いところで食べたいですね。
2011年08月29日
骨粗鬆症とカルシウム
骨粗鬆症を心配する女性は、牛乳を飲まなければ、と結構気にする方が多いです。
最近、圧迫骨折後の腰痛でいらした女性もカルシウムを摂らないと、と考えていました。
反面、牛乳があまり好きではない、という方も少なくありません。
私は別に嫌いなら飲まなくても良い派です。
そもそも、明治以前の日本は家畜の乳を飲む習慣はありませんでした。
他の形でカルシウムを補っていたのです。
小松菜、大根の葉、小魚、ひじき、桜えび、油揚げなどはみなカルシウムが豊富です。
これらを日々食べるのでもカルシウムを摂る上ではなんら問題はありません。
牛乳は嫌いでもチーズやヨーグルトなら平気、という方もいます。
もちろん、チーズ、ヨーグルトも元は牛乳なので、それでもカルシウムは摂れます。
ただ、我々日本人の歴史を考えた時、乳製品は必需品ではありませんでした。
あくまでも嗜好品、好きで美味しいから食べる、という感じで召し上がり、必要な栄養は別の形で摂る、というアイディアもあると思いますよ。
2011年08月05日
猫背の原因
患者さんで時々猫背を気にしている方がいます。
やはり猫背の方は気を抜いていると猫背になり易いのですが。
その理由の一つに、座り方の問題があります。
ご家庭にソファがあってよく掛けられる方は、知らず知らずのうちに猫背を作っています。
ソファに座ると、どうしても骨盤が後ろに倒れた姿勢になります。
すると背骨は前に曲がり、猫背の形になりますよね?
基本的に30分以上、ソファに掛けることはあまりお勧めしません。
お客さんとしてよそのご家庭に行って、背筋を伸ばして行儀良く座っているなら別ですが。
ご家庭でリラックスしてお座りになるときは注意が必要です。
人間の活動は基本的に前かがみです。
お仕事や家事などで前かがみの多い方が、家に帰ってお休みの時、ソファでだらんと座っていると尚更猫背になります。
うたた寝などすると、首まで丸まってしまい、更に悲惨です。
時々は胸を開き、背骨を反らすような姿勢をしてみて下さいね。